子宮頸がんワクチンについて

日本における子宮頸がんの発症数は年に約1万人、死亡者数は約2900人と報告されています。中でも20~30歳代から罹患率が高くなっています。 これまでの子宮頸がんワクチンはパピローマウイルスの2種類、または4種類に対するワクチンでしたが、今回使用できるようになったワクチンはこれまであったHPV6型、11型、16型、18型に加えて31型、33型、45型、52型、58型の9種類のHPVウイルスに対 …<続きを読む>

乳幼児の新型コロナワクチンについて

生後6か月から4歳のお子様用の新型コロナワクチンが接種開始されることになりました。このワクチンは公費対象で希望者は無料で受けられます。 ファイザー社製のワクチンで3回接種(通常3週間の間隔をおいて2回、その後8週間以上の間隔をおいて1回)筋肉内に注射をします。 1回0.2ml 有効成分は3㎍(12歳以上の10分の1)となります。 3回目接種後の発症予防効果は73.2%と報告されて …<続きを読む>

梅雨の時期になりました

梅雨の時期は雨が降ると肌寒かったり、急に晴れると蒸し暑くなったり体調を崩し易い季節です。風邪をひくお子さんも増えていますので体調管理に気を付けてください。 ウイルス性胃腸炎も流行しておりお腹の調子を崩すお子さんも多いです。ノロウイルスやサポウイルスも検出されているようです。 感染しないように手洗に気を付けて,汚染されている場所はアルコール消毒は効果がありませんので塩素消毒をするようにしましょ …<続きを読む>

子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因でおこります。若い年代20台~30代で増えているといわれています。 日本では毎年10,000人もの女性が新たに子宮頸がんと診断され、約2,800人が子宮頸がんで亡くなっています。 HPVには200種類以上の型が有るといわれており、その中で子宮頸がんの原因となるウイルスの代表は16型と18型で65%を占め …<続きを読む>

新型コロナウイルスワクチンについて

3月より5歳から11歳までのお子様への新型コロナウイルスワクチン接種が開始されました。ファイザー社のワクチンで子供用のワクチンで12歳以上のワクチンに比べ有効成分が1/3となっています。通常3週間の間隔をあけて2回接種します。 新型コロナウイルス感染症は当初、子供は感染しにくく重症化することは少ないと思われていましたが、変異を繰り返すことにより性状が変わってきています。現在流行しているオミク …<続きを読む>

RSウイルスが流行しています

5月下旬ごろからRSウイルスが流行しており、保育所や幼稚園を休むお子さんが増えています。 RSウイルスは何度も感染するウイルスですので、大人や大きいお子さんがかかると咳がひどい風邪症状ですが、免疫のない乳幼児がかかると39度を超す高熱が4~5日も続いたり,痰きれの悪い強い咳が出て喘息のようなゼイゼイした呼吸困難をおこす細気管支炎や肺炎をおこすこともあります。 RSウイルスを抑える薬は有 …<続きを読む>

新型コロナウイルス感染について

新型コロナウイルスの感染が増えてきています。 寒い時期はどうしても換気が少なくなり、空気も乾燥しており感染しやすい環境になりやすいです。密集、密閉にならないよう気をつけ、マスクの着用と手洗いの励行を 継続しましょう。子供は家族内感染が多いと言われていますので周囲の大人の健康管理に気を付けてください。 マスク、手洗い、消毒、人との距離を保ち接触をできるだけ控えることにより通常流行す …<続きを読む>

梅雨明けしました。

長い梅雨がやっと終わり夏らしい天気になりました。 急に気温が上がると体がうまく順応できず、疲れやだるさを感じやすくなります。 疲れが溜まらないように十分な睡眠をとるように気をつけて、バランスの良い食事をとるようにしましょう。色とりどりの夏野菜はビタミンが豊富でお勧めです。 熱中症の予防に水分はこまめに取りましょう、暑さや疲れを感じる時は無理をせず涼しいところで休みましょう。 …<続きを読む>

感染予防の習慣を続けましょう

緊急事態宣言が発令され不要不急の外出自粛、三密(密閉、密集、密接)をできるだけ避けながら、丁寧な手洗い、マスクの着用などの予防を心掛けてきたおかげで一時出たクラスターもひろがりを見せず、宮城県内ではこのところ新型コロナウイルスの発生は落ち着いてきたようにみられます。おかげさまでコロナウイルス以外のインフルエンザや感染性胃腸炎などのウイルス性疾患も流行せず落ち着いています。 ぜひこの生活習慣を …<続きを読む>

新型コロナウイルスについて

昨年末から中国の湖北省武漢で発生した新型コロナウイルスCOVID-19は 日本にも 上陸して各地で感染者が増えてきています。感染しても微熱やだるさなどはっきりしない症状が続くのが特徴で普通の風邪と区別がつきません。また、症状が無くても ウイルスがあると他の人に感染させる危険性があります。重症になると呼吸症状がでて呼吸困難を起こすことがあるので要注意です。高齢者や基礎疾患がある人は重症に …<続きを読む>