朝晩寒くなってきました。かぜをひくお子さんが増えています。
かぜをひくとウイルス感染による鼻炎により、くしゃみや鼻水が出ます。水っぱなは垂れてきますが、粘々の鼻汁は垂れなくても鼻の中に溜まりやすく鼻詰まりをおこします。
鼻詰まりがあると鼻呼吸がしにくくなり口呼吸をしたり、食欲が落ちたり赤ちゃんは哺乳困難をおこしやすくなります。特に夜布団に入って横になると、後鼻漏といって溜まっていた鼻汁が喉に落ちてきてむせて咳き込んだり、朝方起きると喉に溜まった鼻汁でむせて咳き込みが続いたりするようになります。
大切なのはお鼻のお掃除です。鼻をかむことができるお子さんは声掛けして時々かむようにします。鼻汁はすすらないで鼻をかむ習慣をつけましょう。赤ちゃんやまだかめないお子さんは鼻汁を吸ってお掃除する必要があります。
鼻汁を溜めたままにしていると中耳炎や結膜炎、副鼻腔炎などの余病をおこしやすくなります。嫌がっても鼻のお掃除は大事です。